でも・・待つ
発達障がいのAちゃんは、ちょっと間違えると機嫌が悪くなり、続けることが出来なくなってしまいます。
そうならないように、ゆっくりの速さで、弾いてもらいたいのですが、それも気持ちが受け付けません。
エレクトーンの伴奏に合わせて、難しいところは、ゲームっぽく徐々に速度を落として弾く練習もしました。
間違えないように、弾く鍵盤を早めに指し示したりもしました。
でも・・・今回1人で、速度を変えずにチャレンジです。
もう一生懸命弾いている指が、とてもいとおしくて、何も指示しないように黙って待っている私は、1つ1つのフレーズを祈るような気持ちで、「間違えないで」と思いながら聴いていました。
ほんとに、ほんとに最後の1つを外してしまったのですが、弾ききった満足感が、身体全体にあふれていました。
成功体験を沢山積んで、いろいろな曲が弾けるようになってほしいです。
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