だるまさんがころんだ
初級の教材に「だるまさんがころんだ」の曲があります。
だるまさんがころんだ♪と弾いた後に転んだ様子を表す和音が入ります。
挿絵も転んだ、だるまを、ネズミが助けようとしているところが描かれています。
「だるまさんが転んだ♪ジャン♪」と弾くのですが、このジャンの和音の弾き方で、ネズミさんの人間性(ネズミ性?)がわかります。
汚く弾くと、だるまさんが転んだ「残念」となり、もしかして転ぶのを手伝ったかもしれません。
綺麗に弾くと、だるまさんが転んだ「がんばれ」、一生懸命起こしている様子が浮かんできます。
こんな話を生徒さんにするので、他の曲で和音が出てきても、「今の弾き方残念、がんばれにしよう」で通じてしまいます。
身近にある経験を、どんどんたとえに使っていくと、小さい生徒さんでもわかってくれます。
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