練習にもストーリーが
発達障がいさんのレッスンで、いつも気をつけているのは、無理することなく、いかに集中して、沢山弾いてもらえるかです。
もちろん楽しくなくてはいけません。
そこで出来るだけ、曲にストーリーを持たせています。
生徒さんと一緒に作るので、はちゃめちゃなときもあります。
その時のお互いの雰囲気でストーリが決まっていきます。
今回のカエルの歌は、丁度良いところに素敵な絵がありました。
オタマジャクシが沢山並んでいます。
そこで1回弾いたときに、オタマジャクシの上に小さいシールを貼ってみました。
見た感じが王冠に見えたので
「王冠みたいだね。大きくなって王様のカエルになるのかな?」
とストーリーのきっかけを作ってみると、
「えさを運んでいる。」
と答えてくれました。
王冠と、えさは、つながらないですよね。
それなら・・・
「もう1回弾いたら、2つめのオタマジャクシにも、えさをあげようね。」
と誘ってみると、それからは、あといくつと、残りのオタマジャクシの数を数えて、全部弾ききりました。
なかなかの集中力に、びっくりしました。
興味を持ってもらえると、沢山弾いてくれます。
次の曲のお話は、どんなになるのかな?
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